「ヒヤリハット」コーナー(70)資料

表 1 当帰芍薬散エキスのメーカーの違いによる相違
名称
ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒(医療用)
カネボウ当帰芍薬散料エキス細粒
組織
本品 7.5 g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス 4.0 gを含有する。
日局シャクヤク 4.0 g
日局ソウジュツ 4.0 g
日局タクシャ  4.0 g
日局ブクリョウ 4.0 g
日局センキュウ 3.0 g
日局トウキ   3.0 g
本薬 1 日量(6.0 g)
日局トウキ    3.0 g
日局センキュウ  3.0 g
日局シャクヤク  6.0 g
日局ブクリョク  4.0 g
日局ビャクジュツ 4.0 g
日局タクシャ   4.0 g
上記の混合生薬より抽出した当帰芍薬散料エキス粉末 5,000 mgを含有する。
添加物
日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖
日局ステアリン酸マグネシウム、日局結晶セルロース、日局乳糖、含水二酸化ケイ素
わずかに渋い
わずかに甘く辛い
効能・効果
筋肉が一体に軟弱で疲労しやすく、腰脚の冷えやすいものの次の諸症
貧血、倦怠感、更年期障害(頭重、頭痛、めまい、肩こり等)、月経不順、月経困難、不妊症、動悸、慢性腎炎、妊娠中の諸病(浮腫、習慣性流産、痔、腹痛)、脚気、半身不随、心臓弁膜症
比較的体力が乏しく、冷え性で貧血の傾向があり、疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労けん怠、めまい、むくみ)、めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え性、しもやけ、むくみ、しみ
用法
通常、成人 1 日 7.5 gを 2 〜 3 回に分割し、食前又は食間に経口投与する。
通常、成人 1 日 6.0 gを 2 〜 3 回に分割し、食前又は食間に経口投与する。

意:この資料の著作権は澤田康文(NPO 法人医薬品ライフタイムマネジメントセンター)に帰属します。
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